苦味：●●
酸味：●●●
コク：●●●
香り：●●●●
アーモンド、オレンジ、アッサムティー

国：エルサルバドル共和国
地域：アパネカ-イラマテペク地域　サンタ・アナ県　カントン・パロ・デ・カンパナ
生産者：フェルナンド・リマ
農園：サンタ・エレナ ２
標高：1,650 ~ 1,750 m
農園面積：45 ha
品種：ブルボン
生産処理：アナエロビック（嫌気性発酵） / ウォッシュト / アフリカンベッドで乾燥
収穫時期：4月
お取引開始年：2003年

　サンタ・エレナ農園は標高2,286mのサンタ・アナ火山の斜面にあり、自然豊かな国立公園に囲まれています。同農園は、地形的に大きく2つに分けられており、それぞれがサンタ・エレナ1、サンタ・エレナ2と呼ばれています。
　2005年、サンタ・アナ火山は約1世紀ぶりに噴火し、ミネラル分を多く含んだ火山灰が農園に降り積もりました。この年の収穫は大打撃を受けたものの、この火山灰が土壌を肥沃にし、同農園はよい土に恵まれた農園として広く知られるようになりました。
　丸山珈琲とフェルナンドさんとの出会いは、2003年にエルサルバドルで開催された初めてのカップ・オブ・エクセレンスでサンタ・エレナ農園のコーヒーを落札した時まで遡ります。リマ家は、サンタ・エレナ農園の他にもカンパヌラ農園やサン・パブロ農園
など丸山珈琲でおなじみの複数の農園を所有し、高品質コーヒーの生産に取り組んでいます。2006年からは有機栽培にも取り組み、4年間の転換期間ののち、認証を取得しました。フェルナンドさんの誠実な人柄とコーヒー栽培への真摯な取り組み、そしてこの肥
沃な土地がすばらしいコーヒーを安定的に生み出しています。

・熟したコーヒーチェリーを収穫します。
・コーヒーチェリーを麻袋と重ねたグレインプロ（ポリエチレン素材の穀物専用ビニール袋）の中に入れて、24時間置いておきます。（これは、コーヒーの種子をミュシレージ（種子を覆っている粘液質）と触れさせておく時間を作るためのプロセスです。）
・コーヒーチェリーをサイロ状の小さなタンクに入れ、空気のない状態で72時間置いておきます。
・その後、二度の水洗工程を経て、最後に、アフリカンベッドで18日間ほど乾燥させます。