苦味：●●
酸味：●●●●
コク：●●●
香り：●●●●
パパイヤ、グレープ、カカオニブの風味。
華やかな味わい。

「ナチュラル・ファーメンテッド」は、伝統的なナチュラル製法に深く関連した製法ですが、発酵工程を追加するところがキーポイントとなります。
この製法は、ナチュラル製法をベースにしつつ、風味の複雑さを高め、最終的な製品に、よりニュアンスのあるフレーバーをもたらします。

詳細なステップは下記となります。
1. コーヒーチェリーの糖度を測定し、ベストな熟度になったら、手摘みでコーヒーチェリーを収穫する。
2. 手摘みの過程で付着した果汁やホコリを取り除くためにコーヒーチェリーを洗浄する。
3. コーヒーチェリーを「Lavador（ラバドール）」と呼ばれる比重選別機に通し、未熟・過熟豆を取り除く。
4. タンクや樽状の容器の中でコーヒーチェリーをモストと共に36~120時間ほど発酵させる。モストとは、発酵の過程でコーヒーチェリーから抽出される果汁のこと。
５． その後、グリーンハウスの中に設けた乾燥ベットにてコーヒーチェリーを乾燥させる。

　ルイス・パウロ・フィーリョさんは、丸山珈琲がブラジルのコーヒーを買い付ける際に非常に重要で不可欠な方です。バイヤーの丸山は、ルイス・パウロさんと、お互いの抱える問題、品質についての意見を交換し合い、毎年コミュニケーションを重ね信頼関係を築いてきました。
　ルイス・パウロさんは、サントゥアリオ・スル農園で、市場のトレンドの先を行くという目標から生まれたDivus Project（ディボス・プロジェクト）を立ち上げました。ブラジルの伝統的な品種（イエローブルボンなど）に加えて、様々なエキゾチック品種を栽培し、現在農園ではなんと28種類以上の品種が栽培されています。加えて、差別化された栽培技術や革新的なプロセスも行っています。同農園は、カルモ・デ・ミナスで最も伝統的な農園の1つであるイルマス・ペレイラ農園に隣接しています。
　サントゥアリオ・スルで生産されるコーヒーは非常に注意深く監視され、常にルイス・パウロさん自身が、これらのコーヒーの最初のサンプルをテイスティングします。世界中のさまざまな地域からコーヒーをブラジルに持ち込み、ブラジル産コーヒーの新しいプロファイルを作り出すことは容易ではありません。ここで育ったコーヒーは、ルイス・パウロさんと彼のパートナーたちの頑固さを反映しています。ルイス・パウロさんは「常に市場の最前線に立ち、より良い品質を提供することを目標としています。」と話しています。