苦味：●●
酸味：●●●
コク：●●●
香り：●●●
マンダリンオレンジ、キャラメルの風味。バランスの良い味わい。

国：コスタリカ共和国,
地域：タラス　サン・ロレンソ
生産者：ルイス・アルベルト・モンヘ・ウレニャ、オスカー・アドルフォ・モンヘ・ウレニャ
農園：エル・ドラゴン
標高：1,470 m
農園面積：10 ha
生産処理場：ラ・リア
品種：カトゥアイ
生産処理：ホワイトハニー /　機械乾燥
収穫時期：12月～2月
お取引開始年：2007年

ラ・リアマイクロミルは、オーナーのルイスさんと弟のオスカーさんで経営する家族経営のマイクロミルです。同マイクロミルはコスタリカの優良コーヒー生産地であるタラス地域に複数の農園を所持しています。
モンヘ一家は、元オーナーの祖母の代からコーヒーを作っていましたが、以前はメガミルと呼ばれる大規模生産処理場にチェリーを持ち込み、買い取ってもらっていました。しかしルイスさんは、このやり方では品質を向上させることは難しく、またその収入で家族を養い、子どもたちを学校に通わせることも難しいと考えていました。そこでアメリカに出稼ぎに行き、2007年に自分たちで栽培したコーヒーチェリーを自分たちで生産処理するために、マイクロミルを設立しました。
ルイスさんが自分のマイクロミルを立ち上げたことで初めて、そのコーヒーがラ・リアマイクロミルのロット、つまりルイスさんが作ったコーヒーであると追跡することが可能になりました。当時、彼のコーヒーの味わいを素晴らしいと感じたバイヤーの丸山がルイスさんのロットとして10俵を購入して以来、丸山珈琲ではラ・リアマイクロミルとのお付き合いを続けています。
ルイスさんは「品質を保つために毎年やることは同じかもしれないが、開花のタイミングが違えば、すべての生産過程が変わってくるので、結果、毎年少しずつ違うことを行っていると思う。」とおっしゃっています。
彼は豊かな経験と高い技術と知識、そして何より努力と情熱によって安定的に高品質コーヒーを生産する数少ない生産者のおひとりです。複数回に渡り、コスタリカ・カップ・オブ・エクセレンスでも上位入賞経験があります。同マイクロミルでは、品種と農園のマッチング、独自の施肥プログラムの構築、生産処理の追求など、品質の向上のために歩みを止めることなく努力を続け、常に進化を続けています。