苦味：●
酸味：●●●●●
コク：●●●●
香り：●●●●●

ブルーベリー、ライチ、ネクタリン、ハーブの風味。

国：エチオピア連邦民主共和国
地域：シダマ　ブレ　カラモ　ハイーサ
生産者：ニグセ・ゲメダ・ムデ（生産処理場オーナー）
標高：2,320 ~ 2,380 m
生産処理場：カラモ ウォッシングステーション
品種：74158
生産処理：アナエロビック（嫌気性発酵）/ ナチュラル / アフリカンベッドで天日乾燥
収穫時期：11月中旬
お取引開始年：2020年


ニグセ・ゲメダ・ムデさんは、2020 年に開催された第 1 回のエチオピア カップ・オブ・エクセレンス（COECOE）品評会で 91.04 点というスコアで見事優勝を果たしました。丸山珈琲はそのCOE オークションでニグセさんのコーヒーを落札して以降、彼とのお取引を続けています。
こちらの生産処理場はシダマ地方のカラモに位置しています。この地域はシダマの中でも最も標高が高く気温が低い地域のひとつです。そのため、この地域のコーヒーは一般的なエチオピア産コーヒーよりも熟すのに長い時間を要し、それがコーヒーに複雑な香味を与えると言われています。ニグセさんたちは、2020 年のC OE で彼らのコーヒーがナンバーワンになった背景には、こうしたカラモ地域特有の恩恵もあったと考えています。カラモ地域の気候条件は、豊かな土壌とあいまって、高い生産量や病害虫のリスクが小さいといったメリットももたらしています。
さらに、こちらの生産処理場では、自分たちのコーヒーと競合他社の商品とを差別化するために、コーヒー品質管理ガイドラインを作成してこれを遵守するなど、生産処理の段階においても、品質を向上させるための努力をしています。

＜本銘柄の生産処理について＞
・熟したコーヒーチェリーを収穫し、傷んだものや未熟なものを取り除きます。
・その後、水洗して汚れや不純物を取り除きます。
・チェリーをタンクに入れ、空気に触れない状態で発酵させます。温度や時間を管理しながら発酵させ、風味を引き出します。
・発酵中に適宜サンプルを採取し、風味の変化を確認します。
・所定の発酵時間（今回は74時間）が経過したら、コーヒーを水洗し、高床式ベッドで乾燥させます。